最終更新日 2017年10月18日

FXの基礎知識

FX取引を始めるには、ある程度の専門知識や技術が必要です。リスクへの不安から、スタートに戸惑ってしまう人もいるでしょう。でも最初は誰でも初心者。FXのしくみやリスクの基礎知識をしっかり身に着けてからスタートしましょう。

FXのここに気をつける

大きな利益を見込めば、大きな損失のリスクも発生するのがFX取引。FXでは口座に証拠金を預けることからスタートしますが、元本を保証するものではありません。
また、レバレッジを使って証拠金よりも高額の取引もすることが可能ですが、高額の利益が期待できる分、リスクも大きくなるのです。リスクをしっかり理解して、有利な運用に役立てましょう。

為替変動リスク(外国為替相場の変動に伴う損失)
取引対象通貨の価値が下がれば、損失が発生します。例えば1ドル=120円で購入したドルの価値が下がり(円高の動き)、1ドル=100円になると、単純に1ドルあたり20円の損失が出るというリスクがあるのです。国際市場の中で常に変化する通貨価値。売買のタイミングなど、投資判断のための情報をきちんと見極めることが大切です。
レバレッジリスク(元手以上に損失が拡大するリスク)
FX取引では、証拠金の倍以上の金額の取引ができます。大きな利益を見込める分、損失を出してしまうと証拠金以上の金額を支払わなくてはならなくなることも。取引する人自身が、許容できるリスクの金額を見極めた投資をすることが大切です。
このようなリスクの管理に役立つ機能で代表的なものに、ロスカット機能があります。
信用リスク(FX会社の経営破たんに伴う損失)
証拠金を預けているFX取引業者など、金融機関が万が一経営破たんしてしまったときに、預けている証拠金や利益が手元に戻ってこなくなるというリスクがあります。
口座の開設や証拠金預け入れの前に、信頼できる会社であるかどうか十分確認してください。
金融変動リスク(スワップポイントの変動に伴う損失)
スワップポイントとは2通貨間の金利差のこと。金利の低い通貨で金利の高い通貨を買うという取引では、決済を持ち越した日数分の利益が発生します。
しかし、2通貨間の相場が逆転したときは、損失が発生。また、金利の高い通貨を売ったときには、金利差額を支払う必要があります。日々変動するスワップポイント、きちんと確認しましょう。
流動性リスク(マイナー通貨取引のリスク)
取引量が少ない通貨の取引に付随するリスク。マイナーな通貨は、レート表示が困難になる、取引ができなくなるという可能性があります。情報量が少ないので、値動きの予測がしにくいという問題も。
情報がない、流動性が低いといった通貨の取り扱いには十分注意してください。
カントリーリスク(国際情勢の急変に伴うリスク)
通貨は、その国の情勢に左右されます。取引をしている通貨国での政策変更や金融政策、経済状況、紛争、天変地異など、特殊な状況下では取引の進行に問題が生じる場合も。
このようなリスクを避けるために、投資対象の通貨をとりまく世界情勢に注目しましょう。